◇◆ すべては最高のこと ◆◇



先日、インド大国の話「ジャナカ王とアシュタバクラ」の

お話しを聞き、物の考え方について見直すきっかけに

なったので、今回紹介させていただきます音譜



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昔々、インドにジャナカという王様がいて、その家臣の

中にアシュタバクラという大臣がいました。


彼は王様に何か聞かれると決まって

『起こることは全て最高のことでございます。』

としか答えませんでした。


しかしなぜか王様はこのフレーズを聞くと安心できるので

アシュタバクラを家臣の中でも特に可愛がっていました。


他の家臣たちは嫉妬して、ある時罠をしかけました。


王様が手に怪我をしたので、その嫉妬している大臣は

アシュタバクラのところへいき、

「王様が手に怪我をしたことはどう思う?」と聞きました。

アシュタバクラはいつものように

「起こることは全て最高のことでございます。」

と言ったそうです。


それをその嫉妬している大臣が王様に告げ口すると、

王様は怒ってアシュタバクラを牢屋に入れてしまいました。


その日は狩りの日でした。

王様は他の家臣を連れて狩りに出ました。


王様は一人で森の奥深くにまで入り、そこで“人食い部族”に

捕まってしまいました。


その部族は、儀式の時に人を生け贄としてささげ、

火あぶりにするのです。




王様はいよいよ火あぶりにされようとする前に、身体に

傷がないか点検されました。

身体に傷や病があっては生け贄にはできないのです。

すると王様の指の怪我が見つかりました。

その怪我のおかげで、王様は放免されたのです。


命からがら逃げ帰ったジャナカ王は、すぐにアシュタバクラを

牢屋から出し、謝りました。


「お前の言った通り、私が指を怪我をしていたことは

「本当に最高のこと」だった。しかしそんな大切なことを

言ってくれたお前を牢屋に入れてしまって私は後悔している。

アシュタバクラよ許してくれ。」


それを聞いたアシュタバクラは「何をおっしゃいます、

ジャナカ様。私はいつも

『起こることは、すべて最高の事です』と申し上げている

ではございませんか。

もし私を牢屋に入れてくださらなかったら、私はいつも

王様の側から離れないので、今日は一緒に捕まっていた

でしょう。そして私はどこにも怪我をしていませんから、

私は生け贄にされていたでしょう。

だから私は牢屋に入れてもらって最高だったのです!」


それを聞いてジャナカ王は悟りました。

「起こることは、本当にすべて最高なのだ。

一見、良くない事のように見えても、広く見ればすべて

最高の事なのだ。そして、その事を信じていなければ、

それに気づかないんだ」と…


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「万事うまくいっている」とか「全ての出来事は最善である」

という言葉を耳にすることもあると思いますが、

なかなかそう思えないのが「この世の中」

ではないかと思います。


しかし同じ出来事でも見方次第である、ということを分かり易く

教えてくれる例え話だと思いました。

一見良くない出来事でも「最悪」と思うのか

「最高」と思えるのかで

人生はきっと大きく変わってくるのでしょうキラキラ


どんな出来事でも「起こることはすべて最高」そう思って、

例えば、病気や怪我やその他の辛いことなども含め

未来に訪れる素晴らしい出来事につながっているのだと

またその準備なのだと考え「今この瞬間」を過ごしましょう。



そして、なぜ自分にそのようなことが起こっているのか

と考え、その度にこのお話を思い出すと

進むべき道が見えてくるのかもしれませんね虹