◇◆まずは心を変えることから◆◇

ヨーガでは自分の内面と外面のバランス(調和)が取れていると
精神的に健康であるといわれます。
普段からストレスが多い人や周囲との調和(バランス)が保てない人は
その人自身の内面も調和(バランス)が取れていないと言われます。
バランスが取れている、いないとはどんなことか?
前回の「身体の歪みは、心の歪み」で書いたように
身体のバランスが取れていないということは
心のバランスがとれていないこと。
先ずは、それが自分にとって「何か」を知ること。
掘り下げていくと人生の生まれ育った環境や教育の中で培った
自分自身の判断基準という「モノサシ」が出てくるかもしれません。
親や学校の教育、世間体や一般常識でできる「ものさし」
その「ものさし」で人や物、事を全て判断し、良し悪しや
損得を常に考えてしまう人。
もしくは無意識にそれが習慣になっている人。
それらがたくさんあり、偏っている価値観が備わっていると
人や物、事はすべて「ストレス」という形で返ってきます。
自分自身の「ものさし」は別名「物事を見るときの心のフィルター」
や「色眼鏡」とも言います。
例えば、誰かが言った「○○ちゃんは可愛い」を「自分は可愛くない」と
受け取ってしまったり、「△△大学卒」と聞くと「頭が良い」「悪い」
などの自己判断基準やそれまでの人生経験の統計学的なもの。
その「ものさし」は、多くの「一般的」とされる情報からも
無意識に自分の意思であるかのように根付いていきます。
ある意味、年齢が上がるにしたがって拘りが増えるのと似ています。
そんな心の状態では、目の前のありのままを感じることや
疑い深くなり、素直に受け入れることは難しくなってしまいます。
最近イライラしがちで感情的になりやすく、周囲と上手くやれない
なんていう時は、出来事一つ一つをノートに書き出して
頭の中にごちゃごちゃに散らかった思いを整理してみましょう。
そこから、自分がその出来事に持つ感情や癖に気づき
自分の中の「ものさし」が見えてくるかもしれません。
先ずはその「ものさし」の数を知り、自分自身を知ること。
自分ってこんなにこだわりがあったんだなーとか
こんな感情持っているんだ、とか。
案外「文字」にしてみると驚きや発見があります。
でもそんな風に頭の中のもやもやを「文字」にしてみると
感情が目に見え、自分を客観的に見ることが出来ます。
同時にそのもやもやと散らかった感情は「埃」「ゴミ」の
ようなものなので、頭の中もスッキリしてきます。
頭で考えすぎて物事に踏み込めない時や迷っている時も
書き出すことで方向性が見えてくるかもしれませんね。