スイスから(13) ~ペースを落とすこと~


日本では、猛暑か豪雨、という気候が続いているそうですねあせる
スイスは、どうやら例年よりは夏が短いようで、
先週から30度を超えない日がメインになっています。
暑いと、動物たちは、日陰でぐてーっとしていますにゃーわんわんペンギン
人間も、動物の中の一種なので、本来は、ぐてーっとしたいですよね。
(ただ、ぐてーっとしていれば状況・状態が解消するわけではないのですが)
それでも、忙しい社会のリズムに翻弄されて、
そのリズムに合わせることが当たり前、
当たり前だと思っていることにも気づかずに、
そのリズムで、生活しています走る人
人間以外の動物たちは、
基本的には、いわゆる、“自然”のペースで生活しています。
人間は、自然、欲求から、距離を取ることができるようになった、
意識を持った代わりに、
逆に、意識によって構築されたもの(たとえば社会)から、
影響を受けることにもなりましたビル学校コンビニ
とある品川区の心療内科スタッフブログ
現代の人間が築くことのできるものは、
(たとえば建築物、抽象的には、会社等の組織も)
人間を守る形でも働きますが、
(3匹の子ブタの物語ではないですがブタブタブタ
 藁でできた家よりも、コンクリートの家の方が、
 風雨等から守ってくれます、
 社会保障等についても条件の整った会社は、
 私たちが病気や災害に遭遇した時の守りにもなりますし、
 年間一定期間は働かなくても給料を貰える、
 つまり、有給休暇さえ貰えたりします)、
一方、人間を束縛する形でも働きます。
(一説では、地震の多い日本では、
 コンクリートの家よりも、藁でできた家などの方が、
 壊れた時の危険性が少ないこと、
 壊れても再築が容易であること等の理由で、
 優れている、とも言われますし、
 会社に守られる代わりに、会社の要請によって
 残業・休日出勤をする必要があったり、
 多少体調が悪くても天気が悪くても
 相当の事態でない限り、出勤する義務が生じます)。
大まかにいうと、
自然に生きるか(自然に近く生きるか)クローバー
がっちりと社会に守られて生きるかビル
ということを
もう少し自由に選択しやすい社会であればよいのですが
(と私は思うのですが)、
今の社会は、どうしても、
構築された社会の価値観の中に
いかに適応して生きるか、
ということを、強いられているように思われます。
結果、社会のスピードが加速すればするほど、
それに合わせなければ生きていけない、
社会から疎外される、という現象が
生じてしまう、(生じている)と思われます携帯ロケット電車
そんな社会の中で、
スピードダウンすることは、容易ではありません砂時計
世の中の大勢の人たちの動き、趨勢に反するからです。
しかし、
人間は未だに、マシーンになってしまったわけではなくてロボット
相変わらず動物のままですし、
とすると、
他の動物と同じように、
暑ければだらーっとしたくなるし、
それが身体の自然な反応であるし、
それなのに、
たとえば、
どんな天候の時にも雨雷晴れくもり雪
どんな体調の時にもにひひシラーガーンぐぅぐぅ
社会の一定のスピードに合わせなければならないとしたら、
それは、耐えかねる苦痛と感じられても、
不自然なことでは、むしろ自然の反応であると言えるでしょう。
しかし、そのことをいちいち感じていると、
今の世の中で生きていくことが困難になる、
感じないようにした方が、気付かないで済むので、
ある意味では、楽、なので、
我々の多くはそれに気づかないで、
いちいち気にしないで、
生活していますぶーぶー
世の中の流れに沿わずに、
ペースダウンすることには、
相当の“労力”と“覚悟”が必要かもしれません。
しかし、一度、自分のペースを感じ取って、
それを大事にすることを心に決めると、
その後は、
自分にあった生活を見出していく一歩を歩み始めたことになりますあし
今はもう日本で流行っているコトバかどうかわかりませんが、
「いつやるか、今でしょ」のタイミングは、
私たち一人ひとりが決めることができますOK
$とある品川区の心療内科スタッフブログ
presented by
J戸越銀座クリニック
J品川クリニック