スイスから(26) ~ストレスと刺激~

みなさま、こんにちはチューリップ赤

関東も梅雨明けしたそうですね晴れ
気温もさることながら、
湿度の不快感が厳しいものですよねあせる
さて、本日のお題は ~ストレスと刺激~ です。

本日も、スイスから(24)、(25)の流れと実は繋がっていて、

情報選択、自分で考える・選択する、こととその重要性、
にも関係するものですチューリップピンク
たしか、このブログでも、他の担当者によって
デイリー・ハッスルに関する言及があった記憶があるのですが、
私のその記憶の真偽はともかくとして、
デイリー・ハッスルについても本日ここで言及しますし、加えて、
ライフイベント・ストレス尺度
感覚遮断の実験
という3つのことについて、まず説明しますメモ

なお、読みとばしても、全体の内容は理解できる部分
:やや付加的・専門的な説明の部分は 薄紫色 にしてありますので、

お好みで、読む/読み飛ばす、を選択してくださビックリマーク
1)デイリー・ハッスル

日本語では「日常のイライラごと」とでも訳せるもので、

Lazarusという人とその仲間が提唱した概念です。
たとえば、満員電車でイライラしたり消耗したり

毎日きらいな洗濯をしないといけなくてストレスを感じる、といった

日常の小さな、ストレスとなる(なり得る)ことがらのことです。



2)ライフイベント・ストレス尺度


Holmes と Raheという人たちによって提唱されたもので、

人生において人が経験する出来事(イベント)によって

引き起こされるストレスの程度を得点化してレベルづけたものです。

たとえば、

離婚は73点自分の病気や傷害は53点

妊娠は40点新たな家族成員の増加は39点
転職なども39点

息子や娘が家を離れるも29点

個人的な輝かしい成功が28点住居の変更は20点



3)感覚遮断の実験

現在は、実験自体は禁止されているものなのですが、

簡単に説明すると、特殊な装置を用いて、

人間の視覚・聴覚・温覚・上下感覚といった、感覚を遮断する実験です。

現在は、同様の装置が専門家によって特殊な治療などに用いられることはあります。
実験自体は、刺激と感覚器・脳との関係性の調査のためであったのですが、
その結果わかったのは、
人間はあまりに外部からの刺激がない状況に置かれると、
人は自ら刺激を作り出す
(口が使れば独り言を言う、さらには幻覚を見る場合もある)、

そして、感覚遮断から解放された後には、
論理・計算能力等が極端に低下している場合も多く、

これらのことから、
外部からの刺激は精神を健全に保つのに
必要不可欠なものであると推測された、というものです。



以上、

1)日常イライラ事

2)ライフイベント・ストレス尺度

3)感覚遮断の実験



これらすべてから分かることは何でしょうはてなマーク




人間は、

ストレスとなり得る出来事を日々体験しているし、

それを避けられるものではないし、

さらには、全ての刺激を避けてまったら

それはそれで精神の健康を失うことになるし、

しかし、ストレスの程度によっては、

やはりそれは負荷が大きすぎて大変だ、ということです。



さらには、

2)ライフイベント・ストレス尺度 のところで、

ピンク色で示したものは(お気づきですか?)

実は一般的に、「幸せ」な出来事と思われる事です。

ここから分かるのは、

人間にとって、変化自体がそもそも刺激であり、

幸せと思われることでも、

(特に変化が大きければ)、ストレスとなる、ということです




そしてさらには、それぞれの刺激に対する

反応の仕方や程度には個人差があり、

何をどの程度ストレスと感じるのか、

刺激(出来事)自体では、特定できない、ということもあります。

(もちろん、万人に共通して、圧倒的な/ある程度の

 ストレスをもたらす刺激、というのは推定できます)。




さてビックリマーク




自分が何にどの程度ストレスを感じるのか、

どの程度の刺激を好むのか、

自分のことを知ること、


何は避けたいのか、

 (刺激自体を回避する)

何に対しては果敢に挑みたいのか、

 (克服することによって、刺激がストレスとならないように

  自分の方が変化する)



そういったことが、

我々一人一人の見極めと、選択に、委ねられているのです。




必ずしも、

刺激自体=ストレス、ではありません。



刺激自体は、そもそもは、
私たちが生きていくうえで、
実は重要なものであります宝石ブルー

カウントダウン~
スイスから:あと3回
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