不安と一般身体疾患

こんにちは。少し曇り空が続きますが、暑さは少し和ら

いで、ほっと一息ですね。

でも、気温の変化が激しいので、体は悲鳴をあげてい

るかもしれません。

夏はさっぱりしたものを食べたくなりますが、栄養をた

っぷり体内にとりこんであげましょう。


さて、本日は心と体の話です。

心は身体の影響を受け、身体は心の影響を受けると

いうことを“身心一体”と表現したりします。それは臨

床的にも本当のことです。

私たちは嫌なことがあると食欲がなくなったり、熱が

出ると気持ちがふさいだりします。身体と心は繋がっ

ているという実感は誰でもあるかもしれません。


でも、不安や強迫、うつなどの精神的症状が身体疾

患によっても引き起こされると言ったら驚くでしょうか。

もちろん、病気だから不安というのではなく、病気が

安を喚起するのです。

うつ的な症状、不安、過呼吸、頭痛などの症状があ

り、特に気に留めるような要因が見当たらない場合、

もしかしたら、健康診断を受けた方が良いかもしれ

ません。

たとえば、次のような身体疾患は不安を高めたり、

ドキドキしたり、意欲低下などの精神症状が出ます。


・呼吸器系の疾患:慢性閉塞性肺疾患、肺炎、過呼吸

・内分泌系の疾患:甲状腺機能亢進症、甲状腺機能

下症、低血糖症、副腎皮質機能亢進症

・心血管系の疾患:不整脈、うっ血性心不全、肺塞栓症

・神経疾患:脳炎、脳腫瘍、前庭機能不全

・代謝疾患:ビタミンB12欠乏症、ポルフィリン尿症

・感染症:肝炎、HIV

・栄養上の問題:鉄欠乏症、ビタミン不足


どうでしょう?少し例をあげるだけでもこれほど多く

あります。「しぱらく、健康診断パスしてる・・・。」という

は是非一度受けられてみてはいかがでしょうか。

何の身体的疾患もなく、でも気分がすぐれないという

は、気軽に心療内科・精神科のドアを開いてみて

ください。