好奇心と自助努力

【好奇心について】

 

今の日本の繁栄の礎となった書物に、明治時代の2冊の本が挙げられる。

1つは義務教育でも教えてもらい、だれでも知っている「学問のすすめ」である。

慶應義塾の創始者の福沢諭吉先生の著作。

もう1つは、今はあまり巷間に上らないかも知れない「西国立志編」である。

原著は英人SamuelSmilesno氏で俊才中村正直氏の訳本である。

明治期の文字を読めるひとは、ほとんどがこの2冊を読んだと言われている。

後者は、多くの西洋の立志伝中の名も知らぬ人たちの話を集めた本である。

原題はSelf Help。

「天は自ら助ける者を助く」という有名な句の出処である。

この本の、日本に於ける明治以降の成功発展に寄与した功績は多大なものがある。

おそらく文盲でない人達は争って読んだと想像される。

今ではイギリス人からさえも忘れられている本かも知れない。

才能は自ら努力し続けている中で、磨かれて本物の光を放ってくる。そういう真実が

歴史のなかで証明されている。多くの日本人が励まされたに違いない。

その努力の始まりの出発点に、興味関心や好奇心といった気持ちの動きがあったに

違いない。興味も好奇心もないところにはけっして才能も開花しないし、その後の自助努力

による発展もありえない。

当院は、そんな気づきを与えられるような診療所でありたいと常に願っている。

 

 

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