2017年2月8日

心気症

心気症とは、頭痛や胃痛といった些細な身体の不調から、
医学的な診察や検査では、何の異常も検出されなかったにも関わらず、
「自分はガンなど重い病気に罹っているのではないか?」と極度に心配し、長期に渡って、不安や恐怖感に囚われてしまう心の病のことを言います。
よって、患者さまの方からの「検査して欲しい」という訴えが、よく見られます。

心気症は、若い人にも高齢者の方にも見られ、かつ男女比にも特に差はありません。

心気症の症状について

患者さまの中には、そのご自身のもつ考えに対し、疑問を感じている方もおられますが、一度囚われてしまった考えは、容易に払拭することが出来ず、結果として、病院を転々とする「ドクターショッピング」を繰り返してしまうこともあります。
ご本人は身体の不調と思われていることが、実際には、患者さまを取り巻く環境の中のストレスが原因となって引き起こされている場合も、決して少なくはありません。
本当は別のところにある不安が、身体の不安に置き換えられたものが、
心気症である
とも考えられています。

● 以下の項目が当てはまる場合には、心気症が疑われます。

心身症は、慢性化してしまっているケースが非常に多いので、
もしも、内科や外科で身体に異常はありません。精神的なものが理由でしょうと言われたなら、速やかに、精神科・心療内科といった専門医のところへ足を運ぶことが望ましいと言えるでしょう。

心気症の症状について

身体的な症状は辛いものですが、一気になくそうと焦らずに、
症状と上手く付き合いながら、仕事や学業に取り組んでみて下さい。
そして、それらの中に張り合いや遣り甲斐、楽しさや喜びが見出せてきた時に、自然と、ストレスや身体の囚われから解放され、症状も軽くなっていくと言われています。