2017年2月8日

PTSD

PTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状について

PTSD(Posttraumatic Stress Disorder:心的外傷後ストレス障害)とは、
強烈な心的外傷(=トラウマ)となるような出来事、即ち、実際であれ、危うくであれ死ぬような重症を負うような出来事を体験、あるいは、目撃したことにより、心理的・身体的に特有の症状が生じることを言います。
その症状とは、再体験症状(フラッシュバック)、回避症状、過覚醒症状の3つとなります。

再体験症状 外傷的な出来事を繰り返し思い出したり、夢に見たり、それが現在も起こっているかのように感じたりすることを言います。
回避症状 外傷的な出来事に関係する場所や人、活動、思考や感情を避けたり、そのような出来事の重要な部分を思い出せなかったりすることを言います。
過覚醒症状 緊張状態が続くことで、入眠や睡眠が難しくなったり、イライラして怒りっぽくなってしまったり、集中が続かなくなってしまったりすることを言います。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状について

都市化が増々進むにつれて、日本でもPTSDの患者さまは増加の傾向にあります。
交通事故が増え、レイプなど性的な事件が多発していることも背景にあります。
また、近年ではいじめを経験した方の中にも、深刻なPTSDを発症される場合があることが、明らかになってきています。
その他、地震などの自然災害、親しい人の自殺親の離婚や虐待などからも、PTSDは起こり得ます。

PTSDは、体験してからすぐに発症することが大多数ですが、
時には、数か月後、あるいは数年後に発症する場合もあります。

● 以下の項目が当てはまる場合には、PTSDが疑われます。

※上記の項目の内、症状の持続期間が、2日から4週間以内のものは、「急性ストレス障害(ASD)」と呼ばれ、PTSDとは区別されています

PTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状について

治療期間は、3ヶ月以内で回復するケースもあるものの、
1年以上続く場合も少なくはありません。
適切な治療が行われないと、症状が出たり消えたりを繰り返し、
一生引きずってしまう危険性もあります。
また、センサー過敏状態になっているので、安全を確保する状況が必要になってきます。

薬物療法心理療法を用いることによって、PTSDは治すことが出来ます。
一人で悩みを抱え込まずに、無理をせず、その時のご自分の力や状態に合わせて、辛抱強く治療を続けていくことが、何よりも大切だと言えるでしょう。